天王寺動物園ビジネスに150社関心…19日公募説明会 ユニークな発想わくわく

読売新聞
2007年6月10日

天王寺動物園ビジネスに150社関心…19日公募説明会
ユニークな発想わくわく

 大阪市天王寺動物園が、入園客の満足度アップにつながるビジネス案を初めて公募する。提案する企業側の反応は良く、19日に開かれる説明会には150社を超える申し込みがあり、キャンセル待ちの状態。同園の栗山文昭・管理担当課長は「動物園がビジネス案を募るという珍しさから、関心が高まっているのかも。行政にはないユニークな発想に期待したい」としている。

◆IT関連や流通大手出席
 企業のアイデアによって、新たな魅力づくりができるかどうか 1915年1月開園の天王寺動物園は、昨年7月に有料入園者が上野動物園に次いで1億人を突破。同9月には、野生動物の生息環境を再現する「アフリカサバンナ区・肉食動物ゾーン」が完成。有料入園者が2005年度の51万6458人から、06年度は68万1934人と一気に増えた。

 しかし、改装効果は長く続かないと判断、リピーターを獲得できる新たなビジネス案を募ることにした。

 取引先を開拓したい中小企業などを支援している大阪産業創造館(大阪市中央区)が、5月に説明会の出席者を募集。京阪神や東京などの飲食、コンピューターソフト、大手流通など、さまざまな企業から申し込みが相次いだ。

 説明会のキャッチフレーズは「天王寺動物園・公園“市民のオアシス”でビジネスしよう」。宮下実園長が約1時間半、同園の現状や「市場としての動物園」について説明。新ビジネスの方向性を示す。

 具体的な提案は、大阪産業創造館が20日から受け付けを始め、締め切りは7月20日(必着)。説明会に出席しなくても提案は可能。8月31日に1次選考結果を通知後、具体的に商談を進めてもらう。提案書の書き方は、同創造館が相談に応じるという。担当者は「新しい経費削減法、新しい動物園グッズなど、どんなアイデアが寄せられるのか、わくわくしている」と話している。

 問い合わせは同創造館イベント・セミナー事務局(06・6264・9911)。

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