BBC NEWS メルボルンの木がEメールを始めたわけを伝えています。面白い取組です。  

公園経営ニュース(7月16日)でクリッピングしたメルボルンの木が人とメールのやり取りを始めたニュースが、BBC NEWSでも取り上げられています。

2009年の干ばつでダメージを受けた樹木の健全育成のために、市民から樹木の健康状態について通報してもらう目的で、識別番号としてEメールアドレスを各樹木につけたところ、通報だけではなく、市民からはその木たちへの感謝やさまざまな私的感情まで含め、2年間で3000通のメールが寄せられたといいます。

メルボルン市役所にとっては、想定外の反応でした。街中の樹木は多くの市民と深く結びついていることを知ったのです。そこで、市役所の担当者は、樹木に代ってメールの返事を出しているのです。

街路樹や公園の樹木の保全に生かせる面白いマーケティングになっていると思います。寄せられたメールも記載されています。


公園に無料WiFiを設置する

●富士山に無料Wi-Fiが設置
富士山の頂上にWi-Fiスポットが設置されることになり、山の八ヶ所に設置され、頂上にある3つのコテージもそれに含まれるということです。観光客の増加に対応するため、NTTと山梨県、静岡県の共同プロジェクトで実施されます。

●公園にも無料Wi-Fiがあったら便利
街中でもコーヒーショップなどが無料Wi-Fiを提供しているところがあり、情報料金を気にしないでインターネット接続ができるのでありがたいサービスとなっています。
公園に出かけたとき、周辺のお店やレストラン、公園の情報など調べたくなります。こうしたときに無料Wi-Fiがあったら便利です。訪日外国観光客が訪れる公園は、これから必須のサービスになるといえます。

●無料Wi-Fiの提供ができない施設は競合者に負けるかもしれません
無料Wi-Fiの提供者は通信事業者だけでなく、店舗、宿泊施設、駅、空港等が自ら設備を構築して提供しています。また、富士山の事例のように地方自治体が通信事業者と協力して提供するものや、商店会・観光関係団体などによって提供されているものもあります。これは、無料Wi-Fiを提供することで競合者との差別化を図っていることになります。逆をいえば、無料Wi-Fiを提供できない施設やエリアは競合者に負けることになります。

●無料Wi-Fiのコストは誰が負担すべきか
店舗、ショッピングモール、ホテル、商店街、駅、空港など所有している主体が明確な場合はそれぞれの主体がそのエリアの価値向上のために無料Wi-Fiの設置や運営コストを負担すればよいのですが、公園のような公共の場では、誰が負担すべきか検討が必要になります。公園の管理者は地方自治体や国になりますので、設置するかどうかは広く社会的効用から判断されることになります。
福岡市は訪日外国人観光の振興のために現在市内に無料Wi-Fiを積極的に配備しています。市の政策として取り組んでいるのです。地方自治体や国は、こうしたことを参考に公園における無料Wi-Fiの設置について検討すべき時に来ていると思います。

福岡WIFI.PNG

●当面は各公園の努力で設置
公園の競合者は隣の公園だけはありません。市民は公園より面白い場所、楽しい場所があるなら、公園に足を運ぶことは少なくなります。無料Wi-Fi環境が街中には整っているが、公園にはないとしたら訪日外国人だけでなく、若者たちを公園に引き付ける力は弱くなります。
地方自治体や国が無料Wi-Fiへの対応方針を決めるにはもう少し時間がかかるでしょう。当面は、各公園の現場で、必要かどうか判断し、導入の検討をするのがよいでしょう。指定管理の事業企画書の中に、コストの負担も含めて提案することでスムーズに運ぶ場合もあるでしょう。
すでに、導入しているケースに岐阜県の養老公園や都立公園の猿江恩賜公園があります。

養老公園.PNG

猿江恩賜公園.PNG

それぞれ指定管理者の努力で導入されたものと思われます。
こうした先進事例に学びたいものです。

写真の出典:上 福岡市HP  中 養老公園HP  下 猿江恩賜公園HP

いばらきイメージアップ大賞に「ひたち海浜公園ネモフィラ・コキアの絶景」

産経新聞 2014年12月19日

 県は18日、平成26年度の「いばらきイメージアップ大賞」に「ひたち海浜公園ネモフィラ・コキアの絶景」(ひたちなか市)を選んだと発表した。

 県地域計画課は理由について、「ネモフィラが空や海と溶け合う幻想的な光景や、真っ赤に紅葉したコキアで丘が燃えているような風景はまさに絶景。行ってみたいと思わせる力がある」と説明、フェイスブックなどを通じて魅力が全国に拡散したと評価した。

 また、奨励賞に「世界に広がる茨城 常陸野ネストビール」(那珂市)と「竜神大吊橋と日本一のバンジージャンプ」(常陸太田市)、特別功労賞に「イバライガー」(つくば市)を選んだ。

 いばらきイメージアップ大賞は、18年度に創設され今年で9回目。今年度は208件の応募があり、橋本昌知事を委員長とする有識者8人による選考委員会が選んだ。

路上、飲食店が4割超=受動喫煙の対策要望

路上、飲食店が4割超=受動喫煙の対策要望
時事通信 2014年12月9日

 厚生労働省は2013年の国民健康・栄養調査で、受動喫煙防止対策を望む場所(複数回答)を初めて調査し、非喫煙者の4割以上が路上と飲食店を挙げていることが分かった。喫煙者では「特にない」が51.5%と最多で、意識に大きな開きがあった。
 非喫煙者では、路上42.7%、飲食店42.1%に次いで、子供が利用する屋外空間(公園、通学路など)が36.9%と多く、公共交通機関24.4%、遊技場(ゲームセンター、パチンコ店など)24.1%が続いた。喫煙者は屋外空間については26.5%が賛成したが、他は10%台などにとどまった。
 過去1カ月間に受動喫煙した非喫煙者の割合は、5年前と比較し、ほとんどの場所で減少したが、飲食店の46.8%を筆頭に、遊技場、職場、路上では3割を超えている。 

世界が認める「北海道産」の圧倒的なブランド力 美瑛町が農産物の海外輸出に成功した理由

ダイヤモンド・オンライン 2014年10月16日

 政府は「農林水産物=食品」の輸出額を2020年までに1兆円水準にするという目標を定めている。世界の”食”市場は拡大を続けていて、その年には680兆円に達すると言われており、そこになんとか食い込みたいという狙いがあるようだ。

 日本の農産物をこれまで以上に輸出するためにはなにが必要なのか?  そのヒントを求めて、北海道美瑛(びえい)町を訪れた。この町でつくられているゆり根が台湾で人気だと聞いたからだ。

● 独自のブランド化に成功した 北海道美瑛町の農産物

 北海道の農産物はすでに国際的なブランド力を持っている。例えば日本にも進出している台湾の人気パイナップルケーキ店、SunnyHillsの売りは『北海道産の小麦粉』を使用していることで、わざわざパンフレットにも印刷されているほどだ。

 なかでも美瑛は独自のブランド化に成功した地方である。国内でも美瑛の農産物は『北海道産』ではなく『美瑛産』として売られていることが多いが、海外でもそれは同じだという。

 美瑛町を訪れた人のほとんどが立ち寄る場所がある。駅からほど近い場所に建てられた『美瑛選果』という農産物の発信拠点だ。ガラス張りの建物で、試食ができる直売所とフレンチレストラン、パン工房を併設している。JAがレストランまで持っている例は全国的にも非常に珍しい。

 JAびえい、販売企画課の井上匡史さんにご対応いただいた。『美瑛選果』の立ち上げから関わってこられた井上さんが強調されたのは「我々は特別なことをしているわけではない」ということだった。

 「美瑛は観光地として有名な富良野と、北海道で2番目に大きな都市である旭川に挟まれたいわゆる『通過型』の町で、名前もそれほど知られているわけではありませんでした。私が農協で勤めはじめた頃──ちょうと10年ほど前ですが、様々な場所で地域ブランディングが課題として持ち上がっていました。ここJAびえいでも、私のような2年目、3年目の若手を中心にマーケティングプロジェクトチームがつくられました」

 井上さんたちのような若手を中心としたチームは年間100日ほどは様々な場所に農産物を持ち込んで消費者に直接販売したり、新しくカタログをつくってみたり、と様々なことを試みたそうだ。

 そのなかで「大きかった」と井上さんが語るのは大手広告代理店が作成した地域ブランディング・プログラムを勉強できたことだという。

 「役場と農協からそれぞれの人が東京の大手広告代理店に派遣され、みっちり研修を受けました。東京の大手の広告代理店がどんな風に考えているのか生で知ることができたのは大きなプラスでした」

 2004年、井上さんの上司である北野和男常務(当時、参事)を中心に美瑛の農産物を購入でき、食べることができる情報発信拠点をつくる構想が持ち上がる。それまでも直売所はあったが、あくまでそれは売り場。ブランディングのためのスペースではなかった。

 「ファーマーズマーケットにしては、という議論もありました。決してファーマーズマーケットを否定するわけではないのですが、大規模な農業をする北海道の生産者に対して、包装して、販売して、ましてや売れ残りを引き取ってもらうことは我々には選択できませんした。生産者の方には『いい農作物をつくるのに専念』していただきたかったからです」

● 年間150万人の観光客が訪れる美瑛 輸出品は“日本でのあまり”ではない

 人口1万人足らずの美瑛町には年間150万人の観光客が訪れる。『美瑛選果』を訪れる香港や台湾からの旅行者も多い。なるほど、ここを訪れて農産物の味に感動すれば、国に帰って『びえい』の文字を見かけたら思わず購入してしまうだろう。

 「縁があってはじまった台湾の輸出ですが、現地は台風が多く、また気温も非常に高いため、特に野菜の栽培が難しいと聞いておりまして、かなりの部分を輸入に頼っているというので、そういう意味で助けあうことはできると思います」

 ──日本と嗜好性という点で違いはありますか? 

 「好みは違いますね。例えばゆり根だったら彼らは3L以上の大きなものを好みます。やってはいけないのは日本の市場であまったものなどを海外に売るということです。誤解しないでいただきたいのは、我々は日本の市場で出回らない大きなものを輸出しているわけではありません。台湾のバイヤーが求める品質のものを、農家の方にお願いして生産していただいているんです」

 例えば農作物の輸出を個人の農家が手がけるのは難しい。そうした意味でも農協が存在することで農家がつくることに専念できる、というのはメリットだ。

 「特別なことをしているわけではありません。例えば根や土がついていると輸出の際にトラブルになることがありますが、美瑛のゆり根でそうした問題は一度も起きていません。でもそれは輸出用だからきれいにしているわけではなく、これまでも生産者の方々が当たり前にやっていたことなんです」

 ──利益率や単価などに違いはあるのでしょうか。

 「基本的には港渡しなので、利益は国内と変わりません。ただ国内と同じでいろんなケースがあるので、一概には言えませんけど」

 ──現地のパートナー会社との付き合っての印象は? 

 「私たちが組んでいるのは台湾では最大手のスーパーですが『ものを買ってあげる』という感じではないですね。バイヤーをはじめ社長も何度も美瑛まで足を運んでくださり、知ろうという努力をしてくれています。私たちも何度も現地に視察に行っています。お互いにはじめての試みなので、まずは人としての関係性を、という感じでしょうか」

 ──密な関係がやはりビジネスを成立させるポイントでしょうか。

 「そうですね。いい関係性が構築できないとビジネスとして成立させるのは難しいと思います。人として付き合っていないと『一箱傷んでいたのでその分マイナスします』というようなドライな関係になってしまいます。『海外だから高く売れる』という幻想を持つのではなく、安定的に継続的に買っていただき、評価していただく。そういう点では国内も海外も同じです」

● ネット販売、レストラン、フリーズドライ商品も JAびえいが成功できた理由

 「海外だから特別なことをやっているわけではない」と井上さんは強調する。「我々は飲食店さん向けにも一箱から販売しています。そういうところはきめ細かくやっていきたい。インターネット販売にも力を入れています」

 美瑛選果にはフリーズドライ商品がある。生鮮食品をフリーズドライするための特殊な機械を持っている農協は少ないので、独自の商品展開と言える。『コーン』をはじめ『枝豆』や『小豆』といったフリーズドライされた野菜はスナックとしてそのまま食べてもおいしいが、料理にも使える。

 「フリーズドライの商品自体は以前からありました。それは主に業務用として出荷されていて、小口はわずかだったと聞いております。ところが年間100日間を直接販売に費やしていた頃、お客様の反応がとても良かったので今回、美瑛選果をオープンするにあたりパッケージを新しくして販売したところ評判良く売れてくれました」


 ──現在では『美瑛選果』を中心にブランド構築に成功されたといわれていますが、振り返って困難だった部分は? 

 「言葉では、新しいことにチャレンジはするんだ、と言っても、当時の物流の流れはコンテナ単位だったので『じゃがいも一個』売るというのは仕組み的に難しかったですね。あとは会社、特にオーナー企業などは決断のスピードが早い。ところが我々のような農協が大きなことを決めようと思うと『年に一回の総代会で』ということになります。そのスピードの違いというか、決済の違いは大きかったです」

 ──僕が感じていることですが、世間一般で農協はよく思われていません。そうしたなかで農協がこのようなビジネスを展開していることについて、個人的にどのようにお考えですか? 

 「農産物をインターネットで売り、レストラン……特にフレンチレストランをやっているので変わっていると思われますが、私たちは特殊なことをしているとは思っていません。株式会社の方がやっているサービスとそう大きく変わらないはずです。もちろん株式会社と農協では、成り立ちや社会的なミッションは異なります。しかし、基本的には経済にあわせたものをやっていれば組織として必要とされるはずです。気をつけなくてはいけないのはバランス。農家の方々だけに寄り添いすぎてもいけないですし、農産物を買ってくれる消費者だけを向くわけにもいかない。アンテナを張り、どんどんチャレンジして、守りに入らなければ見えてくるものがあるはず」

 ──ブランディングに成功した要因は? 

 「やはりちゃんとしたものを生産者の方がつくってくださっているということ。『いいものなのに売れない』というのは悪いものを良くしたいというより、ずっといい悩みじゃないですか。生産者の方がちゃんとつくっているものを、きちんと伝えて評価してもらう仕組みをつくるのが我々の使命。パン工房をつくったのも小麦をPRするためです。美瑛の畑は全体で1万2000ヘクタールあるのですが、そのうち3000ヘクタールが小麦畑なんですが、これまでは原料として製粉会社に買って頂いていて、性能や特色のプレゼンはできていなかった」

 小麦のPRのためにつくったパン工房では食パンとラスクしか販売していない。「パン屋ではない」からだ。

 「ラスクは添加物なども入れていないため、1ヵ月しか賞味期限がありません。1ヵ月の賞味期限では例えば空港などのおみやげとしては広く売れないですよね?  世の中の製品開発と我々がつくりたいものは違います。それは売ることが目的ではないからです。広く安いものを多くの方へというのは大手やメーカーさんの使命であって、我々の目的はあくまでも素材の良さを伝えること。そういう意味では商売は下手といわれるかもしれませんが」

 消費者だけに目を向ければ賞味期限の長い製品を製造したほうがいい。しかし、それでは生産者のためにはならない、というわけだ。持続的な仕組みを構築するためには両方に目を向ける必要がある。

 美瑛の小麦粉を輸出して欲しいと様々なところから声がかかっているそうだが、ビジネスとしてうまく成立させるには『ちゃんとつくられている』というのは大前提だ。あとはそれを活かすにはどうすればいいのか、ということになる。

 『美瑛選果』の成功は農産物をはじめ、地域がもともと持っていたものを最大限に活かしたところに価値がある。地方の食は日本が持っている資産だ。個人的にはその資産を有効に使えていないように思う。

 ──日本の農産物は優れていると言われていますが、そのポテンシャルを活かしているかというと疑問に思います。どうすればもっと活かせるのでしょうか? 

 「難しい質問ですが、私の体験から言えることは『既成概念にとらわれないこと』だと思います。『美瑛選果』をつくったことでプロの料理人の方とお話する機会が増えました。我々が加工用と呼んでいるジャガイモがあるのですが、シェフから『これを料理したい』と要望がありました。『これは加工用ですよ』という感じで提供したのですが、シェフが料理をしたら実においしい。その時シェフから『加工用、生食用というのは君たちの既成概念なんだよ』と言われて、はっとしました。業界のなかだけで考えれば『加工用』でも『スープに向いているジャガイモ』という伝え方をしてもいいわけです。そのほうがつくられたジャガイモもうれしいんじゃないですか(笑)」

東京ミッドタウンの中で、来街者が評価する場所は?

日経BP
2007年6月11日

東京ミッドタウンの中で、来街者が評価する場所は?

東京・六本木の旧防衛庁跡地に、総事業費約3700億円をかけて誕生した「東京ミッドタウン」。3月30日の開業から1カ月間で来街者数は400万人を超えて、出足は好調だ。

本誌は5月中旬、東京ミッドタウンを実際に訪れた来街者200人を対象にインターネット上でアンケート調査を実施した。“街”を構成する各施設やエリアについての評価を聞いたところ、敷地北部に広がる緑地空間の「ミッドタウン・ガーデン」が、最も満足度が高いという結果だった。

緑地を街の吸引装置とすることは、事業者の狙いだ。東京ミッドタウンでは、約10haの地区計画面積のうち約4割をオープンスペースにあてた。ミッドタウン・ガーデンと敷地に隣接する檜町公園を含めて、北部には広大な緑地が広がる。

三井不動産などの事業コンソーシアムが掲げた開発コンセプトは、「ダイバーシティ(多様性)・オン・ザ・グリーン」。開発部隊の指揮を執った三井不動産東京ミッドタウン事業部長の市川俊英氏は「緑を舞台に様々な人が交わる場を目指した」と説明する。(来街者の評価についての詳細や、主な施設・店舗などのリポートは、日経アーキテクチュア2007年6月11日号「詳報・東京ミッドタウン/明快な動線で『街』をつむぐ」で)

【愛知】堀川納屋橋南地区、定借設定で出店者募集

建通新聞
2007年5月30日

愛知 堀川納屋橋南地区、定借設定で出店者募集

■  市緑政土木局は、「堀川納屋橋南地区出店事業者等検討」を中日本建設コンサルタント(名古屋市中区)に委託した。委託期間は2007年9月末までで、この間に10〜15年間程度の定期借地権設定により、出店事業者の募集・決定までを行う予定だ。
 納屋橋南側の左岸は、愛・地球博開催期間中には”納屋橋環境劇場”としてビアガーデンを設置し、大きなにぎわいを見せた場所である。対象となる敷地面積は約400平方bで、現在は、河川沿いの広場として市民に開放している。
 同局は06年度に、「堀川納屋橋地区出店事業者等検討」を中日本建設コンサルタントに委託し、市場調査なども行いながら、どのような出店形態・業種が最適かや、募集方法などを検討し、10〜15年程度の定期借地権を設定し、にぎわいを創出する施設を募集することにした。
 今回の委託の中で、応募要領の作成から募集、決定までを行う方針で、遅くとも9月中には出店事業者を決定することになる。
 対象地区は、名古屋市中心市街地活性化計画や都心部将来構想などの対象地区であり、市は将来的に商業施設を併設した親水公園としての整備を検討している。
 また東側の隣接地では06年度に、納屋橋東地区市街地再開発事業「納屋橋ルネサンスタワーズ」(仮称)計画が明らかになり、13年秋の完成を目指し計画を具体化してきていることから、対象地区の恒久施設整備は今回の暫定利用後になる。

4月供用の屋内練習場 延べ2206人が利用

八重山毎日新聞
2007年5月30日

4月供用の屋内練習場 延べ2206人が利用


4月1日に供用開始した石垣市中央運動公園屋内練習場は、4月中の利用者数が延べ2206人、使用料収入は16万7320円となったが、4月はトライアスロン大会の交流会で1500人が利用しているため、実質的には706人が利用した。
 同練習場は多目的利用施設で、近い将来、プロ野球キャンプやテニスの公式戦誘致などが期待されているが、利用方法や競技可能な種目について、まだ周知されておらず、利用者が少ないのが現状。

 4月の利用種目の内訳は硬式テニスが313人、軟式テニス252人、野球57人、トレーニングルーム61人、ランニング23人となっており、ゲートボールやグラウンドゴルフはゼロだった。
 今後は、学校や福祉施設のレクリエーション、硬式テニスの先島親善大会などが予定されており、トレーニングルーム機器の充実を図っていく。
 毎回、テニスコートの使用権をめぐって、くじ引きを行っていたテニス関係者は「余裕を持って練習に取り組むことができるようになった」と話す一方、一般市民は「屋内練習場をどう利用していいか戸惑っている。具体的な使用方法例などを挙げて、設備・備品を増やしてほしい」と話した。

自転車・バイク 放置禁止区域を拡大 仙台市

河北新報
2007年5月30日

自転車・バイク 放置禁止区域を拡大 仙台市

 仙台市は29日、中心市街地2カ所に整備した路上駐輪場の使用が6月1日から始まるのに伴い、自転車とバイクの「放置禁止区域」を拡大することを決めた。禁止区域では、歩道などに置いた自転車やバイクが即時撤去の対象となる。市は駐輪場の利用を促すが、施設整備が十分でない中での規制強化の側面もあり、市民の反発も予想される。

 新たに放置禁止区域となるのは、路上駐輪場を設けたJR仙台駅西口のイービーンズ周辺の市道。南町通、愛宕上杉通、柳町通、東三番丁通に囲まれたエリアで、公設駐輪場が近くになかった。
 従来は、条例違反をシールで知らせていったん警告を発し、2時間以上たってから撤去する「放置規制区域」だった。放置禁止区域では、警告なしで放置自転車を即座に撤去できる。

 駐輪場の運用開始に合わせ、市は週1回程度だった地区内の巡回、撤去作業をほぼ毎日実施する。もう一つの駐輪場設置場所で、既に禁止区域に指定されている勾当台公園近辺でも、取り締まりを強めるという。
 仙台市が昨年行った調査では、市中心部の放置自転車は最大で8700台に上った。
 新設された駐輪場の収容台数は計390台で、これまで路上に置かれていたすべての自転車などを収容するのは事実上、不可能だ。取り締まりを一方的に強化すれば買い物客らの不満が高まる可能性もある。
 市道路管理課は「当面は路上駐輪場のPRに努めながら、利便と規制のバランスを考慮する。民間駐輪場の一般開放を促す施策などにも取り組む」としている。

[路上駐輪場]2005年の道路法施行令改正で設置が可能になった。仙台市が6500万円かけてJR仙台駅西口に277台分、勾当台公園わきに113台分を整備した。料金は8時間ごとに自転車100円、原付きバイク200円、自動二輪300円(いずれも最初の2時間無料)。来年3月までに料金の妥当性や放置台数の変化、地下駐輪場への影響を調べる。

歌声喫茶に復活の兆し 出前喫茶やツアー

日本経済新聞
2007年6月6日

歌声喫茶に復活の兆し 出前喫茶やツアー

 かつて国民的ブームとなった「歌声喫茶」に復活の兆しが現れた。歌声喫茶は客が一緒に歌う趣向の喫茶店だ。労働運動や学生運動が盛り上がった1950〜60年代に流行した。

 手元の歌集を見ながら、大勢が声を合わせて歌う。寄り添って同じ歌を歌う連帯感は一種、独特な温かみを持つ。新たなつながりを生むきっかけにもなるという。

 ピアノやアコーディオンの伴奏が付く。司会役が選曲、歌い出しのリードを務めることが多い。フォークソングや童謡、歌謡曲、ロシア民謡など、様々なジャンルの歌が歌われてきた。労働運動、学生運動の盛んな時期には労働歌、反戦歌もよく歌われた。曲の合間に熱く政治やイデオロギーを語る若者も多かった。

 50年代の全盛期には、東京だけでも20軒ほどの歌声喫茶がにぎわったという。団塊の世代(47〜49年生まれ)やその少し上の世代の人にとっては青春の思い出深い場所だ。学生運動とも縁が深い。しかし、70年代以降に学生運動が退潮を迎えた上、カラオケが普及したことなどから、経営不振に陥り、閉店が相次いだ。

 一般的な料金システムは飲食代のほかに、数百円程度の歌声チャージを別に支払う。東京・新宿にある老舗「ともしび」の場合、午後5時30分から、40分の「歌声タイム」が各20分の休憩を挟んで、5ステージ繰り返される(平日、土曜の場合)。

 新宿に開店した老舗「ともしび」はシンボル的な存在だ。1954年にオープンし、歌声喫茶の元祖とされる「灯(ともしび)」の流れをくんでいる。司会と伴奏者を派遣する「出前歌声喫茶」も各地で開いている。

 ともしびは毎年、「春の大うたごえ喫茶」を上野公園水上野外音楽堂で開いている。4月に開かれたPart6では1200人を超える参加者が声を合わせた。

 伴奏に合わせて人前で歌うという形式だけを見れば、カラオケ宴会と同じようにも見えるが、店内に居合わせた皆が一斉に歌う様子は全くの別物。カラオケと違って、知らない歌を聴かされることはあまりないし、他人が歌い終わるのを待つ必要もない。大勢で歌うので、自分の声が皆の声と混ざり、下手でも恥をかかずに済む。声をそろえて、歌声の塊を共有する一体感は不思議な昂揚をもたらす。

 歌声喫茶の人気が復活しつつある中、はとバスは歌声喫茶イベントを組み込んだ、団塊の世代向けの1泊2日バスツアー「志賀高原“うたごえライブ”と夏野菜収穫まつり」を発売する。コンセプトは「昭和オールデイズ&プチ田舎体験」。歌声喫茶のほか、木島平の「にこにこファーム」での夏野菜収穫体験や、やまびこの丘公園のダリア園見学、馬曲(まぐせ)温泉「望郷の湯」の温泉入浴を盛り込んだ。出発日は8月29日。

 1日目の志賀高原での夕食後、「高原の歌声ライブ」を催す。1954年に東京・新宿に開店した老舗「ともしび」が本店以外でコンサートを開く「出前歌声喫茶」を、初めて志賀高原に迎え、1日限定の「はとバス歌声喫茶」を開店する。

 料金は大人1人当たり1万7800円(2〜4人1室の場合)。1人1室の場合は2万2800円。宿泊先は志賀高原プリンスホテル西館。東京都内(浜松町、新宿駅西口、池袋駅東口)のほか、さいたま新都心、横浜からも乗り込める。

 「ヴァーチャルうたごえ喫茶 のび」は歌の伴奏となる音楽データを1000曲以上も公開しているサイトだ。曲データのダウンロードは無料。サイト運営者が各地の歌声喫茶を訪ねた体験記も載せている。

 『懐かしの歌声喫茶名曲集』(英知出版刊)は、歌声喫茶でよく歌われてきた75曲の歌詞を集めた。25曲分の伴奏を収めた音楽CDが付く。実際に歌声喫茶でアコーディオンを弾いた横山太郎氏が「一週間」「おお牧場はみどり」などを演奏している。歌詞は「青い山脈」「赤とんぼ」「四季の歌」などを収めた。

「こどものくに」来月から主要遊具撤去…宮崎・青島

読売新聞
2007年5月25日

「こどものくに」来月から主要遊具撤去…宮崎・青島

撤去が決まった「こどものくに」の観覧車やジェットコースター 宮崎市青島の遊園地「こどものくに」を経営する宮崎交通は25日、経費節減のため同園の観覧車など主要な遊具を6月上旬から7月中旬にかけて撤去すると発表した。

 撤去するのは13種類ある遊具のうち、観覧車、ジェットコースター、ボートに乗ってコースを流れ下る「急流すべり」など8種。

 宮崎交通によると、園全体の維持費は年間約1億9000万円。観覧車の場合で1回の塗装に2000〜3000万円の費用がかかるなど、大型遊具の維持管理費が経営を圧迫していたため、昨年末から撤去を検討していた。撤去後は、約20年前まで備えていた迷路施設やブランコなどの小規模遊具を再び設けるという。

 観覧車は少なくとも6月3日までは運行する。ジェットコースターと急流すべりは、大阪府吹田市の「エキスポランド」のジェットコースター脱線事故を受けて行った検査に伴って休止中で、このまま運行を再開しない方針。遊具の撤去に伴う休園はしない。

 宮崎交通の平嶋孝次・関連事業本部長は「新しい魅力を生み出すよう協議して、安全で楽しい公園にしたい」と話している。

 こどものくには1939年に開業。入場客は71年度の165万人がピークで、2006年度は29万人にまで減少していた。

犬 しつけ助けます 都内40万匹超す トラブルも…

読売新聞
2007年5月11日

犬 しつけ助けます
都内40万匹超す トラブルも…

千代田区が作成した「ペットと幸せに暮らす」 今も昔もペットとして高い人気を誇る「犬」。都内の犬の登録数は増加の一途をたどっているが、同時に、飼育方法やご近所とのトラブルに悩む飼い主も増えている。こうした中、しつけ教室の開催や手引本の作成など対策に乗り出す自治体も出てきた。また、飼い主の相談に乗る「カウンセラー」の資格普及をめざすNPO法人も出現。犬のお行儀は今や、都会に住む人々の大きな関心事だ。

 都の調査では、2005年度の都内の犬の登録数は約41万匹。この年、初めて40万の大台を超えた。10年前の1・6倍に上る。一方、ペットフードの業界団体の調査に対し、団塊世代の7割が定年後に「犬を飼いたい」と回答。07年から始まる団塊世代の大量退職時代はイコール、飼い犬の大量繁殖時代とも言えそうだ。

世田谷保健所 飼い主向けに教室

 23区内で最も多くの犬が登録されているのは世田谷区。約2万9200匹を数え、世田谷保健所には昨年度、計359件の苦情が寄せられた。「家の近くにうんちが捨てられている。何とかならないか」「病気で寝ているのに隣の犬がほえてうるさい」といった苦情が目立った。

 同保健所の担当者は「犬にしつけが必要という認識すらない飼い主も多い。犬が増えれば増えるほど、しつけが不十分な飼い主も増える」と指摘する。

 同保健所はこうした状況に備えて、以前から犬のしつけ教室を開催し、飼い主の参加を呼びかけている。さらに、昨年からは職員らが街に繰り出し、散歩中の飼い主に「うんち袋」を手渡すキャンペーンも始めた。

千代田区 飼い方ガイド発行

 千代田区は今年3月、ガイドブック「ペットと幸せに暮らす」を発行。112ページもある書籍で、散歩の方法や室内での飼い方など、犬や猫と暮らすための様々なアドバイスが満載だ。区民で犬の登録をしている人に配布したほか、千代田保健所で一部900円で販売している。

 同保健所は「地域社会にペットを受け入れてもらうために、まずは飼い主が自覚をもって努力して欲しい」と話す。

NPO法人 相談の「プロ」認定

 一方、世田谷区のNPO法人「社会動物環境整備協会」は5年前から、「ドッグライフカウンセラー」と呼ばれる資格制度を開始。飼い主の相談に乗る「プロ」を認定し、飼い主のマナー向上に寄与しようという試みだ。

 カウンセラーは、しつけや健康管理のほか、「拾い食いを治すには、どうすればよいか」「公園で散歩中に、幼い子供に遭遇したら?」といった具体的な事例にまで踏み込んで、飼い主を“教育”するという。

 過去10回の認定試験では計1723人が合格、資格を付与された。受験者はトリマー(犬の美容師)やペット保険会社の営業マンなど関係者が多いが、一般の飼い主も3割ほどを占める。

 カウンセラーの一人で、「ペットOK」のマンションを経営する本村慎悟さん(48)(府中市)は「飼い主にとっても犬にとっても最適な助言をするためには、深い洞察力が求められます」と話す。本村さんら資格者は、ボランティア団体「PAL」((電)043・484・7582)を結成。定期的に無料の相談会を開くほか、近く試験対策の講座も開催する予定という。




天声人語 思い出ベンチ

朝日新聞
天声人語 2007年06月03日(日)

 週末の朝、都心の日比谷公園を歩いた。散策の人よりベンチのほうが多い。背もたれ中央に「私達(たち)の路(みち)、ここで決めました」「地上の花園もきれいですよ。たまには座りに来て下さい」などの文字がある。東京都が03年から募る「思い出ベンチ」だ。

 ベンチを都に贈ると、40字までのメッセージと寄付者の名を刻んだプレートがつく。すでに532基が都下の公園や霊園に置かれ、おととい、5年目の募集(100基)が始まった。

 ベンチは形により15万円か20万円。都の財政を助けて、寄付者は名刺2枚分ほどの伝言板を手に入れる。ベンチという公共財が朽ちるまで、私的な言葉は残る。

 ベンチの役割は、いつもそこにあることだ。公園では、そうした動かぬものたちが取り込んだ天地の恵みが、来訪者を癒やす。ベンチはぬくもりで、木立は葉ずれの音、花壇は色彩、池はさざ波で迎えてくれる。

 新刊書『植物の生存戦略』(朝日選書)は「動かぬ生き方」に注目する。「ヒトは動くことができるという能力を過剰に発揮し、疾風怒濤(どとう)のごとく人生を終えていきます……その対極にある生きものとして、地球は植物を進化させてきました」(福田裕穂氏)。じっと動かぬことで太陽エネルギーを無駄なく使う知恵は、樹齢1000年を超す巨木を生んだ。

 思い出ベンチになる多摩産材のヒノキは、じっと動かない何十年かに続き、いつも公園にあるという仕事を与えられる。「疾風の人生」を駆ける勤め人、老夫婦、恋人たちを休ませ、語らせ、思い出の続きを紡がせる。

思い出ベンチ 532基に

朝日新聞 2007年06月01日

思い出ベンチ 532基に

 メッセージが刻まれたプレート付きのベンチが都立の公園や霊園などにあるのをご存じだろうか。息子との死別、結婚記念――。様々な思いが込められた「思い出ベンチ」。個人などからの寄付で、その数は532基になった。今年度も都の募集が1日に始まる。(池田隆壱)

 港区の芝公園。淡い新緑の香りが漂い、都会の騒がしさとは無縁のゆったりとした時間が流れている。その一角に港区西新橋3丁目のビル管理業の鈴木千賀(ち・か)さん(76)が寄付した「思い出ベンチ」がある。

 プレートに「潤次、ありがとう。思い出多いこの公園、大銀杏(いちょう)といつまでも。」と刻まれている。

 鈴木さんの次男潤次さんは42歳の時に「肺がん」と診断される。骨にも転移していた。

 入院時、病院の近くの芝公園をよく散歩した。「車いすの息子と一緒に大きなイチョウの木を触って木から元気をもらえますように、と願いました」。しかしその願いは届かなかった。潤次さんは43歳で亡くなった。

 「ベンチが息子の生きた証しになれば」と思い、設置を決めた。「安い金額ではなかったですが、設置して良かった」と鈴木さんは話す。

 日比谷公園に寄付した江東区亀戸2丁目の佐藤輝子さん(74)。一昨年、結婚45周年を迎えた。

 「私たちには子供はいません。でもこれまで健康で結婚45周年という節目を迎えられて幸せです。ベンチに座った人にも幸がありますようにと願いました。あれは幸せベンチですよ」と笑顔で話す。

 したためたメッセージは「結婚45周年記念。ここに幸あり」。


 今年度は100基募集。価格は15万〜20万円。5種類あるベンチの種類で異なる。

詳細は都建設局のHP(http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/omoide/index.html)で。



少子化時代に苦戦する遊園地

今日の産経新聞に、入場者が減り、経営的に立ち行かなくなった遊園地が、またひとつ閉鎖に追い込まれたという記事が出ていた。

記事によると、

遊園地は不景気や少子化で全国的に衰退。関西では開園五年目を迎えたユニバーサル・スタジオ・ジャパンに押されて老舗遊園地は閉鎖が相次ぎ、「神戸ポートピアランド」が三十一日に閉園する。

関西では平成十五年に「伏見桃山城キャッスルランド」(京都市)、「阪神パーク」(兵庫県西宮市)、「宝塚ファミリーランド」(同県宝塚市)が相次いで閉園。翌十六年には「あやめ池遊園」(奈良市)、「りんくうパパラ」(大阪府泉佐野市)が姿を消した。

神戸ポートピアランドも入場者の減少に歯止めがかからなかった。ピーク時(三年度)には百六十三万人を超える入場者数を記録したが、不況による客離れに施設の老朽化も重なり園内は人影もまばら。最近では四十万人を切り、二十五年の歴史に幕を閉じる。

▼主な関西の遊園地の閉園
 平成15年1月  伏見桃山城キャッスルランド
      3月  阪神パーク
      4月  宝塚ファミリーランド
   16年6月  あやめ池遊園
     10月  りんくうパパラ
   18年3月  神戸ポートピアランド
▼関西3遊園地の入場者数
 USJ
  1100万人(平成13年度)
   763万人(14年度)
   989万人(15年度)
   810万人(16年度)
   643万人(17年12月現在)
 ひらかたパーク
  123万人(13年度)
  118万人(14年度)
  119万人(15年度)
  121万人(16年度)
  151万人(17年度推定)
 エキスポランド
  105万人(13年度)
   92万人(14年度)
   98万人(15年度)
  101万人(16年度)
  111万人(17年度推定)