都市公園への民間参入促す 国交省、収益施設と一体整備

都市公園への民間参入促す 国交省、収益施設と一体整備
2017/1/24 日本経済新聞 

国土交通省は都市部にある公園を整備する事業への民間参入を拡大する。民間の事業者がカフェやレストランなど収益施設と広場を一体で整える制度を2017年度にも創設する。老朽化で公園の維持管理コストが増すなか、民間の優良な投資を呼び込む狙いだ。
通常国会に都市公園法改正案を提出し、民間が事業できる期間を10年から20年に延ばしたり、建設の規制を緩和したりする。
日本では都市部の公園が計画的に整備され、1人あたり10平方メートル超と量的には充実している。ただ、高度成長期につくった公園が多く、設置から30年以上たったものが4割を超す。今後、一定の質を維持していくために、PFI(民間資金を活用した社会資本整備)を使いやすくする。
現行の枠組みは、民間が収益施設、公園管理者が広場などの公共部分を別々につくる。収益施設を運営できる期間は原則10年に限られ、採算の見通しが立ちにくいという課題もあった。新たな制度は民間が設計から運営まで手掛け、カフェに面する広場なども一体で整備する。公共部分の整備費用は官民で分担する。
財政状況が厳しい自治体は公園の維持管理に回せるお金が少ない。民間資金を活用して効率的に整備を進める。質の高い公園の周りの不動産価値が上がる効果も期待できる。
富山市の富岩運河環水公園にあるスターバックスコーヒーは風景と一体になった整備で「世界一美しいスタバ」と称される。こうした事例を各地に広げていく。

九州整備局のマリンワールド海の中道PFI/1月19日まで受付

建設通信新聞 2014年12月15日

 九州地方整備局は、PFIのRO(改修・運営)方式を採用する「海の中道海浜公園海洋生態科学館改修・運営事業」の公募型プロポーザルを公告した。18日に現地見学会を開き、2015年1月19日まで第1次審査資料、3月30日まで第2次審査資料を受け付ける。6月に選定事業候補者を決定する。建政部都市・住宅整備課が担当する。
 民間事業者は特別目的会社(SPC)を設立し、設計、改修工事、工事監理、維持管理、運営業務を担当する。RO方式で、施設は整備局が所有し、SPCは同局から都市公園法に基づく設置管理許可を受ける。事業期間は36年3月31日までとなる。
 参加資格は単独か複数企業で構成するグループ。設計、工事監理企業はそれぞれ建築関係建設コンサルタントの認定など、維持管理、運営企業は「役務の提供」の認定などを求める。事業契約締結後にSPCが選定する改修工事実施予定者は、同局の建築か電気、暖冷房衛生設備工事の有資格者であることを求める。
 審査は応募者の資格や実績の有無を判断する第1次と事業提案を評価する第2次の2段階で行う。事業提案は事業の実施方針・実施体制、資金調達・収支計画、施設・展示計画、企画・営業計画、教育・研究計画の項目を100点満点で評価する。
 海の中道海浜公園海洋生態科学館(マリンワールド海の中道)は、日本海西部の海洋生態に関係するレクリエーション、教育、研究の拠点として1989年に開館した。開館後25年が経過し、施設・設備の老朽化が進行している。
 施設はI期工事が1989年、II期が95年に完成した。構造はRC・S・SRC造、屋根は膜構造で地下1階地上4階建て延べ2万1400u。水槽78槽、総水槽容量は約6500m3。ろ過槽数171槽(圧力式、重力式)、総ろ過槽容積約610m3。所在地は福岡市東区西戸崎18−28。

オリンピック新規恒久施設等の後利用提案を募集します! 東京都

新規恒久施設等の後利用提案を募集します!
民間事業者の皆様のアイデアをお聞かせください
平成26年12月2日
東京都オリンピック・パラリンピック準備局

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会(以下「2020年大会」という。)に向け、東京都は新規の恒久施設等を整備することとしております。これらの施設は2020年大会後も末永く後世に残していく施設であり、都民、国民の貴重な財産として、有効活用される必要があります。

東京都では、民間の知恵やノウハウを今後の後利用検討や設計等の参考とするため、民間事業者の皆様から「新規恒久施設等の後利用に関する提案」を募集します。

1 募集の概要
(1)提案の対象となる施設
 ア オリンピックアクアティクスセンター(水泳)
 イ 海の森水上競技場(ボート/カヌー(スプリント))
 ウ 有明アリーナ(バレーボール/シッティングバレーボール)
 エ 葛西臨海公園※1 (カヌー(スラローム))
 オ 大井ホッケー競技場(ホッケー/視覚障害者5人制・脳性麻痺者7人制サッカー)
 カ 夢の島公園(アーチェリー)
 キ 若洲海浜公園ヨット訓練所(セーリング)

※1 競技施設の計画地は、葛西臨海公園内から隣接の都有地に変更となります。

(2)応募可能な民間事業者
以下アからエのいずれかに該当する民間企業等(法人格を有する営利・非営利団体を含む。)とします。複数の事業主体による共同提案も可能です。

 ア 業務委託や指定管理者、PFI等により施設の運営実績・経験のある(又は能力のある)民間企業等
 イ 施設を活用したイベントや興業を主催した実績・経験のある(又は能力のある)民間企業等
 ウ テナント等として施設の一部に入居して物販飲食等の収益事業を行った実績・経験のある(又は能力のある)民間企業等
 エ その他、施設の利活用に関し、上記アからウに該当しない収益事業等を行った実績・経験のある(又は能力のある)民間企業等

2 募集スケジュール

(1) 募集要項の公表
 平成26年12月2日(火曜日)

(2) 申込みに関する質問期限
 平成26年12月10日(水曜日)午後5時00分まで【必着】
(申込みに関する質問をメールで受け付けます。電話での質問対応は致しかねますので、ご了承ください。)

(3) 申込書の提出
 平成26年12月15日(月曜日)午後5時00分まで【必着】
 (申込書を提出した民間事業者に、東京都から参考資料をお渡しします。)

(4) 提案に関する質問期限
 平成26年12月22日(月曜日)午後5時00分まで【必着】
(申込書を提出した民間事業者から、提案に関する質問をメールで受け付けます。電話での質問対応は致しかねますので、ご了承ください。)

(5) 質問に対する回答
 東京都から質問者へ個別に回答します。

(6) 提案書の提出期限
 平成27年1月5日(月曜日)午後5時00分まで【必着】

3 提案書等の取扱い
 ご提出いただきました提案書は非公開とし、返却はいたしません。

4 その他
募集要項や詳しい手続き等は「東京都オリンピック・パラリンピック準備局ホームページ」をご覧ください。

問い合わせ先
東京都オリンピック・パラリンピック準備局大会準備部管理課
 電話 03-5388-2872

天王寺公園:12月2日から入場無料 にぎわい作り目指し

天王寺公園:12月2日から入場無料 にぎわい作り目指し
毎日新聞 2014年11月27日

大阪市民の憩いの場である「天王寺公園」(大阪市天王寺区)の入園料が12月2日から無料化されることが27日、分かった。公園敷地内にある天王寺動物園や市立美術館は有料のままだが、公園を管理する大阪市は南東部のエントランスエリアなどの公園部分について、現在の入園料(大人150円、小中学生80円)を無料にし、にぎわいのある公園を目指す。

同公園は1909(明治42)年開設で、水と緑がセールスポイント。茶臼山・河底池エリア(約3.8ヘクタール)は、大坂冬の陣、夏の陣での歴史上の舞台としても知られる。90年2月から有料化されていた。

エントランスエリア(約2.8ヘクタール)は北側の美術館や西側の動物園への経路にもなっている。市は天王寺・阿倍野地区全体を文化観光拠点とする方針。公園は来年10月から、公募で決めた近畿日本鉄道に管理運営を委託することが決まっている。